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salmonpink
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2016年04月08日

斬新なホラーゲーム

ホラーゲームと言うと、おばけやゾンビ、はたまた精神異常者などが出てきて襲ってくる・・・という設定のものが多い。
まあ「怖い物」を具現化した場合のパターンというのにはある程度限界があるわけで、だからこそホラーゲームの設定もマンネリ化しやすいんだよね。
もちろん、それを補うために各メーカーはキャラ設定やストーリー、ゲーム性に力を入れるわけだけど、「これは斬新!」と思うようなホラーゲームが最近少なくなっていることも確か。
ところがつい最近、海外のインディーズディベロッパーが開発している「Perception」というゲームはかなり画期的なゲームシステムを採用しているのだそう。
というのも、このゲームは視覚障害者の女性を主人公とした一人称視点のアドベンチャーゲーム。
当然目は見えないので、音を頼りに行動するしかない。
それを一人称視点でどうやって再現するのかと思ったら、主人公の女性は視覚障害者ゆえに、聴力がとても発達しているという設定。
そのため、持っているステッキで周囲を叩いて音を出すと、そのまわりの地形を把握することができるんだよね。
もちろん、それは主人公が持つ能力であって、プレイヤーにはそんな特殊能力はないので(笑)ゲーム上ではステッキで叩いたところのみ、少しの間だけ周囲が明るくなる・・・という手法をとっているんだとか。
要するに主人公の能力を可視化することで、視覚障害者の人が怪しげな屋敷を探索するという行為を疑似体験できるというわけ。
逆に言うと、音を立てなければ画面は真っ暗のまま。
なので散策には音を立てるのが必須なのだけど、音を立てる=周囲に存在を知らせてしまうことにつながるので、ガンガン鳴らすわけにもいかないんだよね。
私たちは普段視力に頼っているから、「見えない」というだけで問答無用で恐怖を感じるものだけど、それがさらに怪しい屋敷内となると、さらに怖そう。
これまでにない斬新なシステムなので、ぜひ一度プレイしてみたいなあ。


Posted by salmonpink at 09:15