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salmonpink
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2017年04月01日

環境が整っていないと・・・

昨日、文部科学相が新しい学習指導要領を告示したのだけど、その中の武道の種目に新しく「銃剣道」というのが明記されたのだそう。
剣道にはなじみがあるけれど、「銃剣道」というのは初耳。
一体どんなものなのかと調べてみたら、樫の木製の木銃(長さ166センチ)を使用し、突き技などを繰り出して競い合う競技なのだそう。
一応歴史はあるようで、1956年に全日本銃剣道連盟が結成されてからは、近代的なスポーツとして展開されてきたのだそう。
全国の競技人口は3万人ほどで、決して多くはなさそうだけれど、かといって誰も知らないマイナー過ぎるスポーツというわけでもないみたい。
実はこの銃剣道、これまで指導要領の開設にも記載されていたことがあるらしい。
2008年版の改定指導要領から、中学1~2年の保健体育で武道が必修になったのだけど、実際にどの種目を行うかは学校に一任されているそうで。
私が中学生だった頃はまだ武道は必修じゃなかったんだけど、そういえば弟は学校で剣道をやらされたと言っていた。
で、現在。うちにいる中学生の息子は体育で柔道をやらされたらしい。
おそらく他の学校では剣道だったり弓道だったりするのだと思う。
で、そこに新たに銃剣道が加わったということなのだけど・・・。
ただ、この銃剣道。戦後も自衛隊の訓練でひんぱんに取り入れられているという経緯から、戦前への回帰じゃないかという批判の声もあるみたい。
そのあたりは賛否両論あるだろうけど・・・それ以前に、「突き」が主体のスポーツっていうのが気になるなあ・・・。
剣道にも突きはあるけれど、体育の授業とかでは禁止されているはず。
でも銃剣道の場合は、そもそも「突き」が主体なわけで・・・。
もちろん防具はきちんと装着するんだろうけど、素人がやって安全なスポーツとは思えないんだよねえ・・・。
だいたい、銃剣道をちゃんと教えられる先生ってどのくらいいるの??環境が整っていない以上、やっぱり無理があると思うんだけど・・・。


Posted by salmonpink at 09:24